備忘録なので、同じ症状で困った方への参考になれば…
この度、Windows7 Ultimate X64の罠にひっかかった。
どんな罠かというと、どうもWindows7 Ultimateには
システム予約済みという名のブートセクタがあるみたい。
で!ここからが重要で
あたいは、Cドライブ 320GB HDDにOSをインストールしたんだけど
何故かこのシステム予約済みのパーティションが先日買った2TBのHDDにできていた…。
ということはですよ
今Windowsのバックアップをしているんだけど
元々この2TBのHDDは外付けケースでMacに使う気満々だったわけで
HDDを外しちゃうと、Windows起動できなくなっちゃうわけ…。
起動する際に以下のメッセージがでちゃう。
Reboot and select proper boot device or insert boot media
in selected boot device and press a key
そもそも、2TBのHDDをフォーマットしようとしたときに
100MBだけとはいえ、消せないパーティションあるのが
おかしいと思ったんだよ… Western Digitalの仕様かと思ってたw
さてどうしようと四苦八苦していたので、色々調べた結果の
自分なりの回避策を書いておきます。
あまり事例はないと思いますが、システム予約済みの
パーティションが予期しないHDDに出来た場合の対処方法として
参考にしてください。
用意するものは
・Windows7のシステム修復ディスク だけです。
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows7/Create-a-system-repair-disc
手順は以下の通り。
1.システム予約済みのパーティションがあるHDDを外して
作成した修復ディスクをドライブに入れて起動します。
※起動しない場合は、ブートデバイスの優先度だと思うので
BIOSメニューで、1st Boot Deviceを「CD/DVDドライブ」にしてください。
2.修復ディスクが起動したら
Windowsの起動に伴う問題の修復用回復〜 を選択して次へを押します。
3.コマンドプロンプトを実行して、最初にDISKPARTを実行します。
DISKPART
4.DISK PARTでlist volumeを実行して、OSをインストールしているボリュームを確認します
Diskpart> list volume
Volume ### Ltr Label Fs Type Size Status Info
———- — ———– —– —————- ——- ———- ——–
ボリューム 0 C NTFS パーティション 2047 MB Healthy System
たとえば、此処だと「ボリューム0[Cドライブ]」がOSをインストールしている
Systemパーティションです。
5.書き込みを許可するため、該当ボリュームをactiveにします。
DISKPART> select volume 0
DISKPART> active
DISKPART> exit
6.選択したボリュームへ、bcdboot.exeを実行しbootを修復します。
bcdboot.exe C:\Windows /l ja-JP
7.CDを取り出して、再起動します。
恐らくこれで、元々システム予約済みが割り当てられていたHDDを取り外しても
OSがインストールされたHDDさえ挿していれば問題なく起動出来ると思います。
※少なくとも自分は起動できました。
HDD状態見ると、システム予約済みパーティション無しで
Windows7の起動が可能になっています。
うーん、苦労した…。 これで明日バックアップ取れるぉ…
元々2TBはバックアップ用のHDDにするつもりだったので
コレ使えなかったら困ってたwww